「自然に振る舞う」って「意識してない」ことだ/2012年福井への旅(その4) [バイクと暮らす]

浜松市は天竜にある、秋野不矩美術館にて
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GWの福井への帰省ツーリング、東京への帰路は国道365号線にて夜の栃ノ木峠越え、
滋賀県は木ノ本へ抜けて関ヶ原を通過、岐阜羽島まで夜の移動。
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当日インターネットで予約して、朝食バイキング付き4200円。
WiFiも使えるし。
おまけに岐阜羽島駅から徒歩1分!バイクだから関係ないですが(笑)
高速に乗らない選択を満喫。
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明くる早朝は、バイキングを食べて一路一般道を東京…のはずだったけど、
ふと思い出し名古屋に寄り道。
知ってる人は知っている喫茶マウンテンへ。
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朝食バイキングで満足してる場合じゃなかった!
とりあえず「八丁味噌氷下さい!」とウエイトレスさんにお願いしたら、
「量が…」とやんわり、止めた方がいい旨を促された朝の八時半。
ウエイトレスの格好した10名ほどの若者達が奥で牛丼とかピラフを食べてる八時半…。
ネーミングに惹かれて「食飲むぜ!!和風ドリンク」なるものを注文。
飲む生クリームの中に、あんこが沈んで、アイスクリームが浮かんでいる。
冷たいお汁粉かな。甘い…さすがだ名古屋。
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朝からテンションがあがってしまい、もう一つ寄り道する気に。
以前から行ってみたかった、浜松は天竜にある秋野不矩美術館へ向かう。
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リアル風の谷。
原発がなくなったら、「風の谷予算」がついてこんな風景が日本各地に現れるのかなぁ。
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電気自動車になって、自動車は生き残る。
家々をまたぐ第二東名もローマの水道橋のように残っていくだろうか。
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そんなこんなで秋野不矩美術館。
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街からチョット引いた山の中腹に建つ。麓でクルマを降りて結構な斜度の道路を歩く。
ベンチも、手摺も、道路の側溝のフタも、電柱も、道路を開くために切り崩した擁壁も、
ツルツルには加工してない木材で仕上げてある。
徹底ぶりは気持ちヨイ。
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建物と外構の取り合い、建物が周りの風景に「合う」ように、
アプローチの道路に面した部分から「なじませて」いく。
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建物の「なじませ感」が気になり出して、
では、ポスターと建物のなじませ感は?
靴を脱いでスリッパを渡されるのですが、スリッパと建物のなじませ感は?
スタッフさんの雰囲気と建物の馴染ませ感は?
と、なじませ感ばかりが気になり出してしまったのですが、
とりあえず、美術館として気持ちのよい場所でした。
秋野不矩さんの絵が素晴らしい。
ニコラ・ド・スタールの色を始めて見た時のような気持ちの良さ。
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帰りは第二東名に乗ってみる。
確かに、快適な高速道路だった。
でもこれも自然、と肯定することがよいのか、問題意識なのか単なる感傷なのか、
迷う旅の終わりでした。

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今年のGW帰省ツーリング、1600キロの旅。
振り返れば、考える「タネ」を確かめる旅。

二ヶ月が経ち、次は何処へ!…考え始めてます。

2012年福井への旅
その1「国道1号線を走る」

その2「お伊勢参りへ」

その3「残された神々」

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