バイクは見た目だ/レトロモト展へ [バイクと暮らす]
明治通沿い千駄ヶ谷辺りのギャラリーにて、カスタムバイクのオープニングパーティへ。
明治通り沿い、一番目立つトコロに飾ってあった、ドゥカティベースのカスタム。
最近発表され40年振りに復活したドゥカティスクランブラーよりカッコいいかも(>_<)
2014年の「いま」からみた60年代「らしく」、カスタムされたバイク達。
旧いような新しいような。
90年代終わり位に流行ったTWベースのストリートトラッカーのような車体に、
(キムタクもドラマで乗ってた!)
ヤマハの2stエンジン、それも結構古いRD350のエンジンを強引に乗せた感じがステキだ。
カストロール臭い白い煙をまき散らして、2stっぽく加速する感じを想像してみたりする。
プアなフロントブレーキの感じがトラッカーぽくて良いのだが、
止まらないだろうなぁ(笑)
よりらしくカスタムされて、金属感満載のオートバイの良さは、
最近発売される、洗練された(?)オートバイにはないもの。
どっちが良いとは言えないところがムズカシイ。
ホンダの古い250ccシングルのエンジンに、スクランブルマフラーを付けて、
これもよりらしく、らしく。
このホンダの250シングル系のエンジンには思い出があって、
15年前位でしょうか、ホンダシルクロードという渋いバイクに乗ってた。懐かしい。
残念ながら写真がない(x_x;)
ブログのために、思わず本棚から「絶版車カタログ1960-1990」を引っ張りだしてみた。
ググッと、思い入れだけで楽しめた「レトロモト展」でした。
お好きな方は是非(笑)
千里の道も一漕ぎから/ハンドバイクジャパンatもてぎエンデューロ [バイクと暮らす]
学校の講師仲間であり、
良き飲み友達でもある(笑)柴田先生がデザインしたハンドバイクが、
GW中にツインリンクもてぎで開催された自転車の耐久レースに
出走するとのことで、応援に行って来た。
第2回もてぎ7thエンデューロGW2014
出走前までは雨も降ったりして、
走る方も観る方も心配だったが、晴れ男の柴田先生&オレ(自称)のお陰で、
スタート前は何とか持ち直した。
ハンドバイクジャパンからは柴田センセイと、パンダさんが出走だ。
パンダさんは岩手から、耐久に出るためにはるばるやって来た。
ハンドバイクで故郷である岩手路を三日間で150kmも走った人だ。
「パンダ・メイクザライン150km in 岩手」
ハンドサイクルも、ロードも、クロスバイクも、ミニベロもママチャリもカテゴリーは
分かれているけど、もてぎのサーキットを一緒に走る。
ハンドサイクル部門は2時間の耐久だけど、ロード部門は7時間の耐久もある。
(優勝した方は7時間を一人で300キロ以上走ったそうな…)
ツインリンクもてぎは、これまで何度かオートバイのレースを観に行ったり、
あるいは写真のようにいつも遊んでいるバイク屋さんの常連さん達と、
ミニバイクの耐久レースに出たりしてる。
もてぎのコースの見所のひとつは30mの高低差を下ってくるバックストレートなのですが、
この自転車耐久レースでは、逆回りにその坂を登るコースになってた。
自転車も辛いけど、腕で漕ぐハンドバイク、しかも今回は電動アシストがないので、
相当ツライね(>_<)
踏ん張る柴田センセイ。
思わず「エイジ!!」と下の名前で叫んでみた。応援は下の名前がイイ(笑)
写真だと伝わりにくいのですが、相当な上り坂なのです。
全長4.8キロのコースをゆっくりだけどじっくり、しっかり回って一周に約30分弱。
乗ってる柴田センセイは相当ツライはず。
でも、機会があれば僕も走ってみたいと思います。
だって面白そうだもん。
そして感動のゴールはこちら!
パンダさんは残念ながら、肉離れにて途中リタイヤ。お大事にして下さい。
でも、ゴール後の二人の笑顔はステキだった。
お疲れ様でした!
十人十色/若洲バイシクルミーティング [バイクと暮らす]
若洲海浜公園で行われたハンドメイド自転車ブランドの合同試乗会に行ってきました。
若洲海浜公園は、東京ゲートブリッジの麓に広がる、なかなかの穴場。
オートバイで走っても気持ち良いし、眺めても良し!
今日も結構な人が散歩されてました。
さてさてハンドメイドブランド自転車の試乗を体験。
家に戻って試乗した自転車ブランドのHPも調べてみた。
長野でつくられているkinopioの木製自転車。
フレームが金属じゃないと、体に伝わってくる感覚も違う。
柔らかいというか、しなやかな感じ。
イタリアで修行されていたデザイナーさん。男前だ。
ハンドバイクジャパンの柴田センセイもそうだが男前がデザインすると、
バイクも男前になるのか。
飴色になるまで乗ってみたい。
竹フレームの自転車は、やはり竹…というか木でも金属でもないシナリ感。
フレームの中に空洞があるというか、「竹の音」がする感じというか。
自転車のフレームが金属である理由はないなぁと
アフリカはザンビア製のバンブーバイク。目からウロコだった。
金属フレームの自転車もチョット違う。
ステンレスフレームのAOI.CYCLE
ステンレスのフレームがウツクシイ。
しかし人間って木や竹やステンレスの感覚を、感じ分けられるのネ。
オートバイのマフラーやミラーを磨くように、フレームを磨くのがたまらない!
AVEDIOのチタンフレームバイク。
ロードバイクとMTBの両方に試乗させていただいたのですが、
僕的にはMTBがサイコーにタノシィ。
電動アシストの変速機のついたタイプにものったのですが、
それほど自転車にはハマッてなかった僕には、スゴイ!の連続。
こうやってミナサン、深みに入っていくのネ…。
存在がスゴイのもあった。
1940年代にイタリアで人気を博した自転車をリ・デザインした小型自転車、
ABICI VELOCINO
いやぁ、これ乗れるのか…と思ったのですが、動き出してみるとなかなかこれはこれで、
新しい乗り物。自転車の常識ともチョット違う。慣れたら面白そうだ。
電動アシスト付の四輪車も。
乗り心地もよいし、結構なオフロードもいけそうなサスペンション。
コーナリングが楽しかったです。
ひとしきりまわったところでガレージスペック武蔵小山の見学会でお世話になった、
ベタですが、シンプル イズ ベスト。レス イズ モア。
カッコいいんだわ。
最後はやはり、ハンドバイクジャパン。
しかし、濃いィ顔のコンビだ。
何度も乗せていただいてるが、これもイイ。
試乗コースが800m、アップダウンもコーナーも幾つかあって楽しめました。
柴田センセイ、宇賀神サン、ありがとうございます!
試乗を終わってみれば、10台の自転車を乗り継いでまさに十人十色!
オートバイもそうですが、個性のつよいモノほど実際に見たり、手に触ったり、
試乗したりする直接的な体験って大事だと思うのです。
乗る前にアタマで考えていた事と違う発見があると楽しくなります。
参加メーカーの皆様、貴重な体験の場をありがとうございました。
さてどこへ行こうかしら。ネットは広大だわ。/BW's125版街道をゆく [バイクと暮らす]
東京から故郷福井の往復1200キロ。
今年の夏の帰省ツーリングは、125cc未満の原付二種、BW's125で帰省してみた。
写真は、交差点に停まる度に撮った1200キロの記憶。
福井への往路、朝7時半。環状八号線から国道1号線へ右折する。
もともと山や丘陵だったところを切り開いて、
どんどん宅地化していったことをホンノリ感じさせる川崎・横浜あたり。
横浜あたりまでは、国道1号線をまたぐ高架も多い。東京に向かって集まっているのだ。
大磯あたりまで来ると俄然、空が広くなる。
旧東海道の名残が現れる。
観光地を通る。
箱根の峠へ。緑の日影のなかを走って、ホッと一息。
今回唯一だった、国道一号線の踏切。箱根登山鉄道かな。
芦ノ湖に到着。
東海道随一の杉並木は、現在でも立派に通用する。
三島を過ぎると、
限りなく高速道路?的な高架橋や、車線の整備された走りやすい道路となるのだけど、
少々退屈…。
高速道路のように高架橋にして信号を無くし、
交差する道路もなく、限りなく「走りやすい」のだけど、
あまりに車中心に、始点と終点のことしか考えてないと(新幹線もそうだ)、
その間の「過程」、交差点や道沿いに佇む建物や周辺の景色、など
道路が張り巡らされてつくられるはずの街の網の目が、見えなくなってくる。
モノや人の往来と、往来に伴う「賑わい」、
そして「賑わい」が作り出す「景色」がもたらす「観光」…等が、
街道をつくる効果なのかなぁ…などと、
長時間の乗車姿勢にケツが痛くなる(失礼!)なか考えていたのですが、
広大な平原や草原のなかを走るアメリカのフリーウエイじゃあるまいし、
あまりに車の「移動しやすさ」だけで、街道をつくるのもなぁ…とも考えたり。
かといって、ドラム缶満載のトラックで、
街のナカを走る道路がイッパイになるのもコワイですが…。
国道1号線は、いろんな顔を持ってます。
今の日本の風景を全部みせてくれる、基本中の基本の道かもしれません。
名古屋を超えて、国道22号線へ。
これはこれでカッコヨク感じてしまうのですが(>_<)
往路は22時半に福井到着。15時間の旅でした。
前回のブログでかいた福井での夏休み。
母親に見送られて、復路東京を目指す!
実家は福井駅から徒歩7、8分ほどの、福井でいうところの「駅前」というか、
街のナカに位置するのだけど、
それでも10分も走れば、耕作地がひろがるのどかな風景が見えてくる。
暑いけど、秋が近いことを感じさせてくれる。
江戸時代から続く旧道にて今庄を目指す。
子供の頃、毎年夏休みを過ごした鯖江市は神明の、
商人宿を今も営む母親の実家前を通過。福武線の踏切も街並みも、昔と殆ど変わらない。
変わらないものを発見すると、ホッとする年なのか…。
国道365号線を今庄へ。
国道365号線はかつての北国街道。
戦国時代には柴田勝家や羽柴秀吉が、幕末には坂本龍馬も通っただろう道。
峠好きにはたまらない!BW'sも125といえどアクセル全開でアリマス。
栃ノ木峠を越えて滋賀県は木ノ本から関ヶ原へ。
再び裏日本(死語ですがキライな言葉ではないです)から表日本へ。
揖斐川を越える。
復路は刈谷にて一泊。自動車産業が蓄積して出来た街。
工業団地のなかに街がある感じ。
わかりやすい。
国道1号線は明治時代から、ずっと上書きされ続けて続いている道。
なかには江戸時代の道がそのままつかわれているところもあるし、
ある場所はバイパスが高規格になりすぎて、
原付2種では走ることができない部分さえある。
一本の国道だと思っていたけど、日本の近現代の歴史の長さだけのカット&ペーストを
刻んでカタチにあらわしている。
復路もようやく半分、浜名湖。ウナギを食べたかったけど、先を急ぐ。
原付二種で走れないバイパスはココだ!クヤシイ(>_<)
とかいってるうちに、ようやく箱根越え。関東に帰ってきた!
茅ヶ崎より国道1号線に別れを告げ、厚木より国道246号線にて一路世田谷を目指す。
福井と東京がホントに連続していること、
道路というリアルなネットの存在の強さを、
自分の目と肌と、風で知ったツーリングでした。
最後に一つ、国道1号線他の幹線沿いに並んだ新しいマクドナルドは侮れない…。
どのコンビニエンスストアよりも便利でキレイだった。wifiも通じるし。
1200キロを感じるブログ。
最後までありがとうございました!
「さてどこへ行こうかしら。ネットは広大だわ。」
(GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊より)
痛ゥーリング!へ/ぼんち食堂編 [バイクと暮らす]
三連休の日曜日、渋滞も天気も心配だし、ちょっと近場でいつもと違うツーリングを…、
と、噂に聞く甲府のぼんち食堂まで昼飯ツーリングへ。
しかし、ぼんち食堂はそんなに気軽な昼飯ではなかった!
比較的ノンビリの九時半、バイク屋の常連さんから参加者を募り、
中央自動車道は石川PAに集合。
11時過ぎに、ぼんち食堂に到着。甲府の郊外、のんびりしたトコロに建ってる、
普通の食堂という感じだ。
サマーウォーズに出てきそうな、
あるいは子供のころよく行った母親の実家のようなスケール感。
休みだからか、家族連れが多くて余計、そんな気になる。
とか、カッコいい事を考えていたのは各々の注文の品々が出て来るまで。
スタミナ丼、カツ丼、カツカレー、そしてすり鉢に入ったラーメン大盛…。
(ちなみにラーメン以外は、普通盛の注文です)
やはり極めつけは、源泉掛流し風の中華丼…。
どうして、こうなってしまったのだろう。
見た目はトモカク、分厚くてもカリッと上がったトンカツ。
ニンニクの利いた豚肉いため(肉だけで600グラムあるそうですが…)
煮干しの聞いたスープの美味しいラーメン。
ただ量が…。
参加者7名のうち、完食者は2名。
写真はすり鉢ラーメンの膨大さに、救援を要請したK君。
でも何故か、記念にネーム入りのリストウォッチをくれたり、
最後に「お疲れ様でした。ゆっくりしていってください〜」と、
ヤマを征服できない挫折感に苛まれる登山者達に、
やさしくアイスコーヒーをサービスしたりと、
ナカナカ面白い店だ。
家族連れが結構来ている理由がわかる気がする。
エンターテーメントなのね。
ぼんち食堂には魔物が潜んでいた!
帰りの高速、バイクに乗っての前傾姿勢がこれほどツライとは…。
おまけに雨まじりだった朝の天気が嘘のような、暑さ。アッチィ!
でも談合坂まで着たら、いつものソフトクリームを食べてしまう別腹だった…。
痛ゥーリングに参加の皆様、お疲れさまでした!
「自然に振る舞う」って「意識してない」ことだ/2012年福井への旅(その4) [バイクと暮らす]
浜松市は天竜にある、秋野不矩美術館にて
GWの福井への帰省ツーリング、東京への帰路は国道365号線にて夜の栃ノ木峠越え、
滋賀県は木ノ本へ抜けて関ヶ原を通過、岐阜羽島まで夜の移動。
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当日インターネットで予約して、朝食バイキング付き4200円。
WiFiも使えるし。
おまけに岐阜羽島駅から徒歩1分!バイクだから関係ないですが(笑)
高速に乗らない選択を満喫。
明くる早朝は、バイキングを食べて一路一般道を東京…のはずだったけど、
ふと思い出し名古屋に寄り道。
知ってる人は知っている喫茶マウンテンへ。
朝食バイキングで満足してる場合じゃなかった!
とりあえず「八丁味噌氷下さい!」とウエイトレスさんにお願いしたら、
「量が…」とやんわり、止めた方がいい旨を促された朝の八時半。
ウエイトレスの格好した10名ほどの若者達が奥で牛丼とかピラフを食べてる八時半…。
ネーミングに惹かれて「食飲むぜ!!和風ドリンク」なるものを注文。
飲む生クリームの中に、あんこが沈んで、アイスクリームが浮かんでいる。
冷たいお汁粉かな。甘い…さすがだ名古屋。
朝からテンションがあがってしまい、もう一つ寄り道する気に。
以前から行ってみたかった、浜松は天竜にある秋野不矩美術館へ向かう。
リアル風の谷。
原発がなくなったら、「風の谷予算」がついてこんな風景が日本各地に現れるのかなぁ。
電気自動車になって、自動車は生き残る。
家々をまたぐ第二東名もローマの水道橋のように残っていくだろうか。
そんなこんなで秋野不矩美術館。
街からチョット引いた山の中腹に建つ。麓でクルマを降りて結構な斜度の道路を歩く。
ベンチも、手摺も、道路の側溝のフタも、電柱も、道路を開くために切り崩した擁壁も、
ツルツルには加工してない木材で仕上げてある。
徹底ぶりは気持ちヨイ。
建物と外構の取り合い、建物が周りの風景に「合う」ように、
アプローチの道路に面した部分から「なじませて」いく。
建物の「なじませ感」が気になり出して、
では、ポスターと建物のなじませ感は?
靴を脱いでスリッパを渡されるのですが、スリッパと建物のなじませ感は?
スタッフさんの雰囲気と建物の馴染ませ感は?
と、なじませ感ばかりが気になり出してしまったのですが、
とりあえず、美術館として気持ちのよい場所でした。
秋野不矩さんの絵が素晴らしい。
ニコラ・ド・スタールの色を始めて見た時のような気持ちの良さ。
帰りは第二東名に乗ってみる。
確かに、快適な高速道路だった。
でもこれも自然、と肯定することがよいのか、問題意識なのか単なる感傷なのか、
迷う旅の終わりでした。
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今年のGW帰省ツーリング、1600キロの旅。
振り返れば、考える「タネ」を確かめる旅。
二ヶ月が経ち、次は何処へ!…考え始めてます。
2012年福井への旅
その1「国道1号線を走る」
その2「お伊勢参りへ」
その3「残された神々」
残された神々/2012年 福井への旅(その3) [バイクと暮らす]
旅も三日目、早朝の京都を出発し兵庫県は小野にある浄土寺浄土堂へ。
鎌倉時代、奈良東大寺の再建に力を注いだ僧、重源によるお堂だ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/浄土寺_(小野市)見応えは、残念ながら撮影禁止のお堂の中。
鎌倉時代に再建された、
東大寺の大仏殿の迫力をイメージするに足る内部空間にあるのだけど、
外観の姿もウツクシイ…。
九百年間、よくぞ残った。
水平線をシャープに強調する、回廊や垂木を隠す鼻隠し、
西日を大胆に取り入れる格子戸…。
古いお寺であることから来る歴史的な重々しさや、歴史的な様式美以上の、
つくった人の美学や感性を露にする美しさを感じる。
御本尊の光背より西陽射し込む夏の夕方にまた来てください、美しいですよ、
と受付の方に言われて、夏の帰省はまたここに寄り道してもいいかなぁと考える。
「また、見たい」と思うことは、残っていく理由の一つだ。
再び高速に乗り舞鶴方面へ。目的地は伊根。
あいにくの雨だけど、湿っぽい雰囲気が合う。
小さな頃から、布団屋をしていた父親の配達に付いて行った。
祖母が越前町の小さな漁村の出身だったので、
親戚づてに海にせまる崖にへばりつく様に建つ一軒一軒を回ったのを思い出す。
伊根の舟屋は、自分の見慣れた漁村の風景とはチョット違うけど、
「ちょっと違うこと」を残す意志を感じる場所だった。
ここも晴れている時にもう一度来たい。
伊根の集落を端から端までノンビリ眺めて、福井へと向かったのは18時頃。
この後、自分の目でみて自分の頭で考える的に、
トレンディな大飯原発、学生の頃見に行った美浜原発が見える水晶浜の風景を
寄り道して帰るつもりだったのだけど、雨と暗がりに断念…。
原発が動こうが動くまいが、残される風景。機会をつくって見に行きたい。
「原子力の日に、20年前からの手紙を見返す/アポリアを超えて」
パチンコ屋とガソリンスタンドとコンビニがやたら多い27号線を経て、
敦賀より国道八号線にて実家へと向かうのであった。
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京都市内から兵庫へ、兵庫から舞鶴、そして若狭を経て越前福井へと至った
三日目の走行距離は470キロ。ようやく福井にて骨休めだ。
帰りに旅に続く。
お伊勢参りへ/2012年 福井への旅(その2) [バイクと暮らす]
二日目、豊橋を出発し渥美半島の先っちょ、伊良湖岬から海を渡り伊勢へ。
国道1号線を走っていたら、お伊勢参りがしたくなった。
伊勢神宮の外宮、内宮、それぞれの別宮である月夜見宮と月読宮の四つの宮を参る。
伊勢神宮のカタチって何だろう?
カタチをつくる上でのキモチ。
それは、尊敬であったり思いやりであったり、時には畏怖かもしれない、
手間暇を惜しまぬ献身や、もちろんカタチを作る楽しさ、面白さもあるだろう。
丁寧さに、清々しさ、まめまめしさ…。
お宮や森、敷き詰められた玉石、縄張り、さかき…神宮全体をみても、
側溝や敷き詰められた石や、落ち葉をみても、
キモチがカタチになって溢れている。
ヒトが手間をかけてつくりあげることの出来る、最高のカタチの一つ。
手を加えた自然は、自然なのか。
20年という式年遷宮の期間は、モノゴトが自然に帰っていく期間と、
ヒトが手を加えていく時間の微妙絶妙なバランスなのかもしれない。
来年に遷宮を控え、緑と一体化する神宮をみて思う。
自然体、というけれど「そのまま」「ありのまま」でいるために、
神宮にはものすごい「ヒトの手」の細やかさが注ぎ込まれている。
感動は自然であることからくるのか、
「ヒトの手」が入ることからくるのか。
感動のお伊勢参りを後にして、一路京都へ。
二日目は、このブログにも何度か登場している、大学時代の先輩であり
社寺建築の会社、匠弘堂を率いる横川先輩にご厄介に。
話題のザク豆腐(!)と奥さん手打ちの蕎麦での歓待、
ありがとうございました(^^)/
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二日目の走行距離は、240キロ。
まだ旅は続きます。
国道1号線を走る/2012年 福井への旅 [バイクと暮らす]
帰省ツーリングも最初は、
東名〜名神〜北陸道や関越〜上信越〜北陸道等の高速道路を使って、
出来るだけ早く福井に向かう、「新幹線の代わり」的な使い方だったけど、
高速道路ツーリングをすればする程、「速さ」や「快適さ」とは別の、
なんだか「損」をしているような気持ちも大きくなる。
最近は途中まで高速を使って、地図をみて気になるポイントで降りて
そっから下道や峠を走る…そんなことが多くなってきた。
そんで今年は、とりあえず国道1号線で行けるところまで行くことにした。
夕方になったら、どこかに泊まればイイ。
高速に乗って料金を払うことを考えれば安いし。
走っているとヒマなので、走りながらどこに寄り道するかさえ、考えることにした。
今が旬の第2東名まで出来て、東海道の旅はずいぶん早く快適になったのだろうけど、
国道1号線もなかなかヨカッタ。
何より思い立ったらどこでも停まって休憩できるのがイイ。
高速道路は向いてないなオレ。
走ってみて分かったのは、ほぼ高速道路並みなバイパス区間が相当あること。
こんなに早く走れるのに、第2東名もいるのかぁ…というのが素直な感想。
適度に峠的カーブが続く箇所もあるので単調ではなく眠くならない。
そんな高規格道路に分断され、近代的都市計画にボロボロになりながらも、
旧東海道の街道や宿場町の残滓を嗅ぐことが出来る場所も結構あること。
バイパス的道路から見えるちょっと古い家並が連なる街道に踏み込めば、
必ず旧道。さびれているとはいえ生活道路なので、バイパス的な人工感はない。
浜名湖近くまできたところで、雨も振り出し、今夜の宿を豊橋に決める。
走っているうちに二日目の道程を決めることができたので、豊橋は都合がヨイ。
決して観光地ではないので宿は空いてるハズ…。
ホテルにネット環境がなく、二日目の目的の情報も定かでないなか、
そそくさとラーメンを食べて、ビールを飲んで早寝早起きするのであった。
明けて第二日目、五時半起床。
向かったのは…
次回に続きます。
Daytonaを買い占めろ!/FELLOWSBASE、雑誌に登場 [バイクと暮らす]
清水建築設計店繁盛記でも紹介してきた、
お世話になっているバイク屋さんモトショップ功和のスタッフ、
ツトムさんのガレージ、FELLWSBASEが
先日発売されたDaytona誌の「全国○○ベース特集」に登場!
Daytona No.249/2012年3月号
Daytona誌掲載を画策し、毎夜集会を重ねたかいがありました。(>_<)
ツトムくん、ヤッタネ!
FELLOWSBASEのブログ
FELLOWSBASEのこれまでの記事については、コチラをどうぞ↓
「ガレージ大好き!」
Daytona誌面ではチョット小さくて見えないけど、
立ち入り禁止看板のイチバン下には、
清水建築設計店の略称S.A.W.(Shimizu.Architectural.Workshop)が
クレジットされております。
ちなみに同じサポートつながり、Arrows Lab.を率いるFクンとは、
ヤマハのBW's125というスクーターつながりでもあります。
しかし、ホントにウレシイ。
ブログや写真を見返してみると、
ガレージのナカのバイクもオモチャも、日々変化してる。
遊びにいくと、それが楽しい。
オレンジのラムバンも相変わらずカッコヨイです。
また、遊ぼう!