再会と再生と/原宿、銀座、下北沢 [日々の雑記]

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連休の真ん中日曜日、前回のブログにて紹介した学校祭にて案内係のため、原宿へ。
午前中は雨が結構降っていたので、人出を心配したのですが、思った以上にお客さんが!。
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午後から雨もあがり、担当時間を終えて銀座へ移動。資生堂アートギャラリーの石上純也展を見に行きました。
http://www.shiseido.co.jp/gallery/exhibition/

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数の多さが重要なのか、意図的に小さくする事で、文章とオブジェを等価に感じさせたいからなのか、細長いテーブルにいくつものプロジェクトが並ぶ。
プロジェクトのスケール感がモノによっては宇宙的にでかいので、プロジェクトのもつ説得性が荒々しくというか大風呂敷にならないように、物理的に「小さく」「いくつも」「白く」「きれいに」並べられている。
机の高さに並べられたプロジェクトには、これまた6ポイントくらいの小さな文字で短い解説がついている。解説は別紙にまとめられ、持ち帰る事が出来る。
プロジェクトが内包する超人間的なスケール感が、プレゼンテーションによって「やさしく」コントロールされている。
「自然」をつくり出す建物の配置や立地、建築そのもののあり方が模索されています。
石上純也さんの作品に観る「自然」と、いまある自然の違い。またはプロジェクトで模索される「自然」。とてもコントロールされた自然…。
自然がどこにあるかとても考えさせられる展覧会でした。

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銀座は、以前よりもさらに外国人旅行者が増えた気がする。
元々外国人から見ても魅力がある伝統的な店が多い上に、ファストファッションのメガストアがいっぱい出来て日本人もやってくる。銀座は楽しい。
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東京で唯一になった歩行者天国も。

帰りは表参道駅から表参道、竹下通りを経て再び学校へ。
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表参道ヒルズに写り込むケヤキの美しさ。安藤さんはこれがやりたかったのか。

銀座もよいけど竹下通りはやっぱりすごい。
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夕方から学校のOB会に出席。何人かの卒業生達と再会。
仕事を続けている人、転職した人、建築士の試験に受かった人、落ちて残念だった人…いろんな近況を聞く。どんな仕事をしていても近況がわかるのが一番嬉しい。近況がわからないのはちょっとさみしい。
代々木にてさらに飲んで、さあ帰宅…と思った所、さすがは連休、仙台から出て来ている友人よりのお誘い。それもいつもの下北沢。
ここにも再会が。
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秋の夜長な一日でした。

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コメント 2

MIKI

いつもいつもありがとう。
楽しかったです。
友達っていいなーー思えた夜でした。
ね。
純米酒とエイヒレの味が残ってます。またS氏囲って語り合いましょう。
私もがんばらないとな!て気合が入りました。
お互い素敵な中高年になりましょねーー。
by MIKI (2010-10-12 23:18) 

kit-a-no

おつかれさまです。
石上純也さんの作品は詩的で、透明感があって、はかなくて、美しいですね。
それは、まるでカゲロウのよう。。。。
はかなさは不安定な未来を暗示しているのでしょうか?
by kit-a-no (2010-10-13 13:24) 

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