161228バーゼル建築ツアーの1/適材適所、ユルいトコとピシッとしたトコ [見聞記いろいろ]

あくる12/28はチャリンコで、アレックスセレクトのバーゼル建築ツアー。

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朝の主役は私よ、とやはりスイス。しかし昼も夜もチーズは主役なのであることを、

この先実感するのであった(笑)

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結構お気に入りになったコーヒー味のヨーグルト。これは日本でも発売が待たれる。

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さて腹ごしらえをして出発だ。
階段室に面したアレックス&シノさんちのエントランス。
シノさんによればスイスでは初対面の人は靴のまま家に入れるけど、

二回目からはエントランスで「靴脱いでね」っていうのが習慣とのこと。
確かに後日、アレックスの実家に行った際も年越しのパーティに行った家も脱がされた。

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街を眺めてみると、日本の家は縁側があって半屋外で中間領域がウンタラカンタラ…って

いうけど、はるかに半屋外的な空間が充実していることが目に入る。

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この丸いやつはヘルツォーク&ド・ムーロンの初期の建物らしい。
現場で打ったコンクリート、工場から持ち込んだプレキャストコンクリート、
スチールのパネルや手すりのコンビネーションがとっても良かった。

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ヘルツォークの事務所の門も鉄の使い方が絶妙。

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アレックスの趣味がよくわかる。それは僕にとって、こいつは面白そうなヤツだなぁ

と思わせるところばかりだった。

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Lovely!、careflly!を連発しながらバーゼルをチャリンコでフラフラする

スイス人と日本人のグループであった。

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ディナー ディナーだったかな?初期の建物らしい。これ好きだった。

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表面積の作り方、というか段階的な空間の作り方、守り方、滲み方が素材によって、
とても注意深く整理されている。

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孔は孔らしく、でも守りは鉄らしく。

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コンクリートの躯体は躯体らしく、居場所をつくり、柔らかいバルコニーをつくる。

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雨受けのアングルがとっても繊細。

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ピシッとしてる。シールがないからか。スチールがピシッとピリッとヒューマンな大きさで、

引き締めているので、コンクリートがおおらかに見える。

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つるんとしてないので、鉄とコンクリートの建物なのに、柔らかさを出している。

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何百年も細かく鉄を使う伝統があるからか。

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そんなこと考えながらサイクリングは、つづく。
ライン河に開けたノバルティスの建物群まできた。

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おまけ
BASEL



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