代々木リフレクション/意外と自然を感じやすい [日々の雑記]
キレイな冬の青空の午後の待ち合わせ。
時間があったので千駄ヶ谷にバイクを留めて、カメラを持って、
代々木を抜け新宿までブラブラ歩いた。
首都高や鉄道の高架下からのぞく街並みがこれはこれで気持ちイイと感じるのは、
スッカリ東京モンになってしまったからなのかなぁ。
人工的な構造物、建築よりも大きく、古い構造物が幾重にも重なる代々木辺り。
ある意味、多く育った巨木の影に隠れるような安心感にも似たものを感じたりする。
人工的なんだけど、自然。
前もブログに書いたことがあるけど、鉄道の線路の脇に茂る雑草や古い堤防、
苔むした岩肌。なんでもなく目に留めることなく東京の隅っこに転がっている風景だけど、
線路際って、東京に「余白」をくれている場所だと思う。
原宿近くからJRに沿って、明治通りから一本入った裏道を通りながら代々木に向かうと、
結構ノンビリした気持ちになる。
街の中に自然が映り込むのを観察する余裕、余白がある。
代々木駅が近付いてくる。
代々木駅前で、いつも気になる「雑居」ビル。たくましい感じがする。
向こうにみえるのは代々木駅のホーム。表現主義的な意匠を持つ貴重な遺構だ。
仮設的といいますか、「とりあえず」なのに、それが重なり合って
街が出来てる。
その「とりあえず」な場所からみえる風景が結構スキだったりする。
この踏切は仮設じゃない。だけど仮設っぽい。
ようやく新宿の街へ。
ダラダラと、でも自分に余白をつくる三十分のプチトリップだった。
2013-01-30 00:19
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