デザイン梁山泊、その名はDESIGN HEART(デザインハート)/馬込チューニング見学会 [works 住宅]
今回開催した馬込チューニング204オープンハウスの
見学会にご協力頂いたデザインハート。
http://www.designheart.net/home.htmlアクの強い、だけど素敵なデザイナー達の集まりだ。
そんな彼らの人柄同様に、
魅力的な家具、プロダクト、自転車、インテリアに建築…等々を生み出している。
デザインハートのメンバーであり、
学校の講師仲間、テコデザインを率いる柴田センセイを通じて、
イベントに遊びに行ったり、打ち上げ飲み会で好き勝手な事を言ってる内に、
ドンドンご縁が出来て、
デザインハートの親分、宇賀神サン(ウガジン、スゴい名前だ(笑))が
柴田センセイとハンドバイクを携えて、故郷福井に来てくれたり、
そして、馬込チューニング204のオープンハウスでは、
デザインハートのメンバーがつくり出す、様々なプロダクトを
展示いただいた。
オーナさんご協力の下、以前リノベーションした201号室にも展示。
ゴツゴツした矩体の下に走らせた建具を開け放つと、ギャラリーのようだ。
建物を新築すると、
敷地のなかに建てる建物の外観以上に、
建物や敷地の中から見える道路、隣の建物の外壁やスキマなど、
建物が新しくなることで、
今まで裏側で見えなかった部分がアラワになってくる。
春に竣工したガレージ付集合住宅「ガレージスペック武蔵小山」では、
建物を建て直した事で、アラワになったお隣の工場の外壁を補修させて頂いた。
新しいモノをつくるコトで、それまであった古いモノに気付くコト。
新たな要望や機能への対応、素材やスケールの選択を通じて、
暮らしの器になる空間を調整すること、すなわち馬込チューニング。
馬込チューニング204の矩体の肌理(きめ)。
荒々しさを残しつつ白く塗った、かつては下地だったコンクリート矩体。
ザックリした矩体に比べると、柔らかく感じるシナベニヤで仕上げた棚壁。
ゴツゴツとツルンの素材感、
コンクリート矩体と棚一段一段の高さのスケール感、
開口部から差し込む光の濃淡、
そして、空間に置かれたデザインハートのメンバーがつくり出す、
魅力あるプロダクト。
空間をつくって完結するのではツマラナイ。
モノやヒトがいる場所として
適切な素材やスケール感、気持ちの良さをもっているかを確かめる、
大事な出来事でした。
オープンハウスにお越し頂いた方々、
そしてデザインハートのステキな皆様、
ありがとうございました。
またよろしくお願いたします!
2012-11-27 18:38
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