種をつくれたか/東京デザイン専門学校卒業制作展 [日々の雑記]

山手線原宿駅から竹下口を左に出て、線路なりに歩いていくと、
お召し列車専用の発着ホーム(宮廷ホーム)があります。
大正時代につくられた、東京で現存する最も古いホームの一つ。
曲げレールを使った繊細な架構の連続、
時代を感じさせる木造の屋根や塀のデザイン。
ホームの上屋好きにはたまりません…。

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そんな宮廷ホームの真向かいにある、
学校法人原宿学園東京デザイン専門学校。
本日3月4日、金曜日から6日の日曜日まで、
卒業設計展が開かれています。

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講師を務めるインテリアデザイン科の展示は、
1階エントランスを入ってすぐの教室。

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ブレーメンの音楽隊をモチーフにした、
子供用のイスや文机のセットの提案。
軽くて丈夫な段ボールを使っています。
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原宿駅の竹下口を明治神宮の森へとつなげる提案。
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ツリーハウスを使ってひきこもりからの社会復帰施設を提案する
メッセージあふれる作品は、学校全体での校長賞を獲得。
頑張った甲斐があったな!
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他の学科の作品を見に行ってみる。

クラフト・アクセサリー科の作品。
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生徒さんなりに力の入った作品がズラリと並びます。
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今年の学校最優秀賞をとったグラフィック科の生徒さんの作品。
五十音が一文字一文字、いや神文字というか、神様になってます。
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卒業制作の限られた期間にどれだけ、いま自分が持てる力を
つぎ込めるか。
エネルギーを感じる作品です。

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チョットきもいですが、面白い。
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個人的には全部じっくり読んでみたいマンガ科の作品。

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人生には将来への種をみつける、種をつくる機会が幾度かあるのだと思います。

その瞬間にはわからないことも、
時間がたてば「あそこが種だったんだ」と思い起こせるかもしれない。

そんな瞬間を手助けできるなら、有り難いことだと思います。

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ちなみに下の模型は帰省の折、二十年振りに発掘されたボクの種。
ここがスタートだったのね…。

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